部屋の中にあるもの
尾道に行き、北海道に行き、そして帰ってきて東京。
その間に、これまでの自分のあれやこれやを総ざらいするような文章を書く機会があった。尾道からの帰りや北海道への行きの飛行機で、なかなか思うように書けずに苦しみながらなんとか書きあげて、それを送ったら急に文章が書けるようになった。
多摩美のとあるプロジェクトに参加している自伝(!)のようなもので、
自分のことだから書きにくかったのか、苦しみの中にあった頃のことだから書くのがしんどかったのかわからない。
それでもようやくまとめることができて、ようやくちゃんと、あの時期を終わらせられたような気がする。残り火に灰をかぶせるように、ちゃんとピリオドを打ったような。
尾道の活版印刷のお店で買ったノート「ひみつにっき」に書いていた尾道に関する文章と、自伝の両方を見てもらった友達には、「まりこちゃんはやっぱりこっちだね。まりこちゃんが書きたいものはこっちだという気がする」と言われた。
(尾道のお仕事は、イラスト地図を作るというもの。そこから始まって、自分でもかなり面白い展開になってきている。3月後半くらいからまた尾道に滞在する予定。尾道で感じたことのZINEを夏頃に出そうと思っている。あんな場所そうそうないよ、と考えるたびに思う。それを書きたくて書きたくて、あの魅力をどう伝えよう、とずっと熱がある感じ。
半袖で、明るくて綺麗な色のワンピースを着て、麦わら帽子を買おう、みたいなそんな気持ちで今から春、夏が楽しみ。)
自伝を書いている間、「く、暗い。。。。。。。。」という感じで自分で自分の暗さにビックリしていた。
喉元過ぎればなんとやらで、今はだらしない猫のように野生を忘れて安穏としている。
その辛かった時代に、「こういう人にだけはなるまい」という思うことがたくさんあった。
されて嫌だったことストックはコス●コもビックリな豊富なラインナップが取り揃えられていて、それが私という人格を形成してきた。
美しいラインを描くというより、汚いラインを描かないようにする方法を私は多く知っていたと思う。
嫌いな人間と同じにならないようにやってきたので、当然といえば当然だけど、自分にとって自分は結構居心地がいい人に育った。
(うんざりすることも相当にあるけど・・・)
機嫌良くいるということ、明るく朗らかでいること、はすごく大切なことだと思っている。
あれだけ暗い日々を送っていたので、そういうのはもう十分。
幸福というのは、株とか年金みたいに、我慢した分後で配当金みたいなものがくる仕組みにはなっていないように思う。(この比喩が成立するかはさておき)
透明な瓶を幸せな空気で満たすように、今を過ごすだけ。
本当はいつでも幸せになれるし、幸せでいられる。
買っておいたお気に入りのお茶をいれれば、幸せな感じを一杯ぶん味わえることを知っている。
吉祥寺の花屋で見つけて次の日わざわざ買いに行ったローズマリーの木。
撫でるといい匂いが広がって、手にも香りが十分移る。
夜の中に立ち上る香りが好きで、夜にベランダに出ると爽やかで甘い香りがする。顔を上げると、薄明るくぼやけた、なんでもない東京の街の夜。空気はまだ冷たいけど、風の中にしっかり春の匂いがする。
ここまでくると、夜が夜であるだけで嬉しい。
開くと好きな靴下が詰まった引き出し、目に映るだけで良い気分になる、好きなものが無造作におかれた部屋。
良い匂いのする髪、誰かが教えてくれたヘアオイル。
好きなものを選ぶと、ただ過ぎていく時間にポッと生命が宿るようだ。
年齢を重ねて、幸せを見つけるのも、幸せを取り出せるように隠しておくのも上手くなった気がする。
その間に、これまでの自分のあれやこれやを総ざらいするような文章を書く機会があった。尾道からの帰りや北海道への行きの飛行機で、なかなか思うように書けずに苦しみながらなんとか書きあげて、それを送ったら急に文章が書けるようになった。
多摩美のとあるプロジェクトに参加している自伝(!)のようなもので、
自分のことだから書きにくかったのか、苦しみの中にあった頃のことだから書くのがしんどかったのかわからない。
それでもようやくまとめることができて、ようやくちゃんと、あの時期を終わらせられたような気がする。残り火に灰をかぶせるように、ちゃんとピリオドを打ったような。
尾道の活版印刷のお店で買ったノート「ひみつにっき」に書いていた尾道に関する文章と、自伝の両方を見てもらった友達には、「まりこちゃんはやっぱりこっちだね。まりこちゃんが書きたいものはこっちだという気がする」と言われた。
(尾道のお仕事は、イラスト地図を作るというもの。そこから始まって、自分でもかなり面白い展開になってきている。3月後半くらいからまた尾道に滞在する予定。尾道で感じたことのZINEを夏頃に出そうと思っている。あんな場所そうそうないよ、と考えるたびに思う。それを書きたくて書きたくて、あの魅力をどう伝えよう、とずっと熱がある感じ。
半袖で、明るくて綺麗な色のワンピースを着て、麦わら帽子を買おう、みたいなそんな気持ちで今から春、夏が楽しみ。)
自伝を書いている間、「く、暗い。。。。。。。。」という感じで自分で自分の暗さにビックリしていた。
喉元過ぎればなんとやらで、今はだらしない猫のように野生を忘れて安穏としている。
その辛かった時代に、「こういう人にだけはなるまい」という思うことがたくさんあった。
されて嫌だったことストックはコス●コもビックリな豊富なラインナップが取り揃えられていて、それが私という人格を形成してきた。
美しいラインを描くというより、汚いラインを描かないようにする方法を私は多く知っていたと思う。
嫌いな人間と同じにならないようにやってきたので、当然といえば当然だけど、自分にとって自分は結構居心地がいい人に育った。
(うんざりすることも相当にあるけど・・・)
機嫌良くいるということ、明るく朗らかでいること、はすごく大切なことだと思っている。
あれだけ暗い日々を送っていたので、そういうのはもう十分。
幸福というのは、株とか年金みたいに、我慢した分後で配当金みたいなものがくる仕組みにはなっていないように思う。(この比喩が成立するかはさておき)
透明な瓶を幸せな空気で満たすように、今を過ごすだけ。
本当はいつでも幸せになれるし、幸せでいられる。
買っておいたお気に入りのお茶をいれれば、幸せな感じを一杯ぶん味わえることを知っている。
吉祥寺の花屋で見つけて次の日わざわざ買いに行ったローズマリーの木。
撫でるといい匂いが広がって、手にも香りが十分移る。
夜の中に立ち上る香りが好きで、夜にベランダに出ると爽やかで甘い香りがする。顔を上げると、薄明るくぼやけた、なんでもない東京の街の夜。空気はまだ冷たいけど、風の中にしっかり春の匂いがする。
ここまでくると、夜が夜であるだけで嬉しい。
気づけば部屋にはそういう、幸せになるスイッチが随所にある。
そしてそれをいろんな場所に隠しておく。開くと好きな靴下が詰まった引き出し、目に映るだけで良い気分になる、好きなものが無造作におかれた部屋。
良い匂いのする髪、誰かが教えてくれたヘアオイル。
好きなものを選ぶと、ただ過ぎていく時間にポッと生命が宿るようだ。
年齢を重ねて、幸せを見つけるのも、幸せを取り出せるように隠しておくのも上手くなった気がする。


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