「目をつぶって跳べ」9/30 ライブパフォーマンス終わりました

Lost and Found ライブパフォーマンス、無事に終わりました。

個人的には悔しさも反省点も残るけれど、それでもあの時皆さんの前で文章が書けて、私は本当に幸せでした。
楽しんでもらえていたらいいのですが。。

今にして思えば、
あのパフォーマンスは、演者は誰も、本当は自分のライティングやドローイングや手元がどうなってるかわからなくて、誰かが見て調整してくれている、と信じてやるような仕組みになっています。

誰も全体像はわからない。
私も文章を書いている間は、スクリーンにどう映ってるかはわからない。
手元以外は見えないです。
感覚を開き、研ぎ澄ませて、信じて委ねる。

周りの声が聞こえないスイカ割りのような、一番プリミティブな形。

それを一人で体現していたのが笹目舞さんのパフォーマンスでした。
孤独で、何も見えないけれど、必ずそこにある絵の具や画具で、目に見えないからこそ感じ取れるその場にあるものを書き写していく。

ゲストの大和田慧ちゃんの音楽を頼りにパフォーマンスを展開する。
毎度のことながら、それをやってくれるめちゃくちゃ頭のいい慧ちゃん、感謝です。
彼女の歌も存在も特別です。
一緒にパフォーマンスできて本当に良かった。

私が冒頭で書いた詩は、"i ram karap te”
アイヌ語で「あなたの魂に触れさせてください」という意味だそうです。
つい最近東北を訪れた慧ちゃんがそこでもらった言葉で、なんと挨拶のように使われると。


「あなたの魂に触れさせてください」

"touching souls”という、魂に触れてくれたと感じることについての慧ちゃんの曲。
そこまでの導入になるように、詩を書きました。

バトンタッチして、後藤響子さんの瓶を転がして描くドローイング。
最初の詩は、彼女の言葉も込めました。
最初に瓶に使って絵を描こうと思ったのには、瓶に手紙を詰めて海に投げるという行為から着想を得たそうで、それを聞いてからずっと、今回のパフォーマンスに使いたいと思っていました。

バトンタッチして、佐藤優里咲さんの、色と言葉を使ったアート。
彼女が左手で描いたあの言葉に込めた思い、重さがありました。
ぜひ会場の作品と、どのような意味を持つか、
Lost and Found3で読んで感じていただきたいです。

「目をつぶって跳べ」
そんな感じのパフォーマンスでした。
今や自分の写真すら、インカメラで確認しながら撮れる時代。
こんなにも無防備で、そんなものを受け止めてくれたお客さまにも感謝です。

録画アーカイブはこちらから。
最初ちょこっとかけてますが、パフォーマンスの様子が見られます。

https://www.facebook.com/ningengakukobo/videos/1441729985916866/

当日の写真

みなさん、本当にありがとうございました。






























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