2009年8月に書いてた日記

8/29(土)夕方 晴れ


講演会を終えて、意外に海が近くて、海を見に埠頭へ。

すごく好きな場所だ。
気に入った。
晴れてて、風も少しあって、空が広くて、大きな船があって。
ウッドデッキが柔らかくて気持ちいい。
大きな橋も見えてわくわくする。

シンプルな格好で来てよかった。
自分が風の中に溶けるみたいに自然な気持ちがする。
ゆるやかになおっていくかんじだ。


「そこでは、とても自然でいられるの。」

自分の中にある輪郭が
しずかに感じられて


どんな人になりたい?っていつも思うけど、
私はたぶん私が好きだ。
自分の感性を愛しているし、
私の心には理想と理解がある。

自分のことをつまんないやつだと思うこともある。
まあそれもまたそれでいいのだろう。

だからもっと、人を見よう。
人の美点や、かわいらしさ、おろかさ。
美しいかお、その人がその人であるかお。

びっくりするような自然な笑顔。

いい音楽にゆれている体。
そんなものを愛して、私はまた自分を好きになる。

誰かと出会いたいな。
そして無理にでも伝えたい。
できればこんなところで。

好きだ、とか 自分が何を愛するか、とか。

それだけで心がゆるされていく。

私はなぜ それが、これが好きなのかしらって思うけど、きっとそれが私が私であるゆえんで、まるごと自分なのだろう。

風に吹かれて、考える。

今、ここにいて、誰かを好きで、何かを考えて、それに満足している。

そんな若い日。
これでいいだろう。




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約9年前、まだ横浜大さん橋という名前もベイブリッジという名前も知らなかった頃。



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