光はあたたかいものとして在ること
今年は本当に、自らが灯す光を、小さくても強く、暖かいものにしようと日々続けておられる方がたに助けてもらった一年でした。
小さいというのは規模ではなく、手の中に収まるローソクの炎のようなイメージです。
世界の中に何かを望むのならば、自分でまず火を興そう、そしてその火が、その近くを歩く人を照らすように、遠くからでも暗闇の中で見えるように。
そうやって、お店であったり音楽やイラストで会ったり、日々自らの生業を続けている人たちにたくさん出会えた一年でした。
2月に作ったThe Missing Pieceのビデオは想像を超えて多くの方に見ていただき、このことがきっかけで、夏には北海道支笏湖のマフィン屋さんで詩集を置いてもらい、10月には展示もさせてもらいました。
そこで人生の大きな転機(しかも私しかわからないような)があったり。
5月に作ったイラスト詩集を、MOUNT ZINEさんで取り扱っていただき、ポートランドでも人気だったと言ってもらえました。
5月デザフェスで販売を開始し、そこからこれまでのグッズ中心だった創作と大きく反応が変わり、社会の中の自分、というものになんとなく朧げな輪郭を見たりしました。
イラスト詩集はそして荻窪の書店Titleさんで扱っていただけるようになり、初めてツイートを見たときは涙が出ました。「Titleさんで見た」と何度言ってもらえたことか。
そして、Titleさんで見てくださった茨城県の灯文庫さんでも取り扱いいただき、買ってくれた読者の方の奥様から、何度も読み返していると聞きました、というメールをもらって、途方もない気持ちになりました。
6月に元職場の方に紹介してもらいお会いしたRoot 375さんのねこ展では、新作ポストカードセットを。そこで出会った方がイラスト詩集を、買ってくださり、送ってもらった帰り道に車の中でずっとお互いの心の話をしました。
そこで出会った劃桜堂さんにはたくさんの人に出会わせてもらい、Fikafabrikenの関口さんやお花屋さんのtsukiさん(めちゃくちゃかっこいい)、そしてひるねこBOOKSさんを紹介してもらい、イラスト詩集をお取り扱いいただいたことがきっかけで、秋には人生初の個展をさせていただきました。
個展は本当に大きなターニングポイントで、初めて「作家」として自分をもう見るんだ、と決めた時でした。店主の小張さんはなんと同い年(!)ですが、お店をしっかりと守り、穏やかで豊かな時間を静かに、でも力を込めて提供している(そして全く押し付けがましくないのはきっと人徳!)、守り番みたいな方だなと思いながらいつもお店にいさせてもらっていました。
目白のポポタムさんにもイラスト詩集を置いていただき、励ましの言葉をいただいたり、不思議なご縁でお仕事までいただいたり。行くたびに刺激をもらえます。
個展のすぐ後にはmitsuamiという、大和田慧×山形敦子×私の3人ライブセッション。これまた人生初のライブライティング。
3度目となる11月のデザフェスでは、個展でのフリーペーパーを再版して、それと詩集を見てくださった方からご依頼いただき、春からは尾道にお仕事に行ってきます。
・・・・というのがMARIOBOOKSの歩み・・・なのですが、他にもたくさん書ききれないことがあり、今も次の出会いやお仕事や展示につながっていっているところです。
この一年は、本当に見境なく、面白そうと思ったら電車に乗ってどこへでも、という感じでした。でもそれが良かったかな。
だいたいいつも、人生の中でいつが一番幸せだったかと聞かれると、たとえそれが自問自答であっても、今が一番良いと答えるのですが、この1年間は紛れもなく人生最良の1年でした。
全てにおいて自分の魂と自分がやっていることに齟齬がなく、それがこんなにも幸せなことなのだ、と私はようやく知ったような気がします。
何より、自分が作ったものが、誰かにとっての何かになること。
命を分けるというと大げさかもしれないですが、そうやって人は生き残っていくのだと実感しました。
光を集めて、そして放つ。
デザフェスで初めてやったライブポエミング→mitsuamiで再構成した詩で書いたこと。
暗闇の中にあって、光は明るく眩しいだけではなくて、温度を持った、暖かいものとして感じる。
私は自分にしては今年多くのことをした気持ちですが、まとまった文章というのは驚くほど書けませんでした。もっと書きたいこと、伝えたいこと、表現したいことは渦巻いていて、それを空気に触れさせたい、という悔しさにも似た気持ちとともに思います。
来年、ようやく着火した小さな光が、誰かにとっての何かになるよう。
コミュニティDJのような気持ちで、誰が聞いているかわからないけど、誰かに届くと信じて、陽気に作品を作り続けたいと思います。
聖火のように、火から火を移していくように。
そんな火を持つ方々と多く出会えたことが、今年一年の喜びでした。
支えてくれた方々、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
2016年12月31日 安達茉莉子
小さいというのは規模ではなく、手の中に収まるローソクの炎のようなイメージです。
世界の中に何かを望むのならば、自分でまず火を興そう、そしてその火が、その近くを歩く人を照らすように、遠くからでも暗闇の中で見えるように。
そうやって、お店であったり音楽やイラストで会ったり、日々自らの生業を続けている人たちにたくさん出会えた一年でした。
2月に作ったThe Missing Pieceのビデオは想像を超えて多くの方に見ていただき、このことがきっかけで、夏には北海道支笏湖のマフィン屋さんで詩集を置いてもらい、10月には展示もさせてもらいました。
そこで人生の大きな転機(しかも私しかわからないような)があったり。
5月に作ったイラスト詩集を、MOUNT ZINEさんで取り扱っていただき、ポートランドでも人気だったと言ってもらえました。
5月デザフェスで販売を開始し、そこからこれまでのグッズ中心だった創作と大きく反応が変わり、社会の中の自分、というものになんとなく朧げな輪郭を見たりしました。
イラスト詩集はそして荻窪の書店Titleさんで扱っていただけるようになり、初めてツイートを見たときは涙が出ました。「Titleさんで見た」と何度言ってもらえたことか。
そして、Titleさんで見てくださった茨城県の灯文庫さんでも取り扱いいただき、買ってくれた読者の方の奥様から、何度も読み返していると聞きました、というメールをもらって、途方もない気持ちになりました。
6月に元職場の方に紹介してもらいお会いしたRoot 375さんのねこ展では、新作ポストカードセットを。そこで出会った方がイラスト詩集を、買ってくださり、送ってもらった帰り道に車の中でずっとお互いの心の話をしました。
そこで出会った劃桜堂さんにはたくさんの人に出会わせてもらい、Fikafabrikenの関口さんやお花屋さんのtsukiさん(めちゃくちゃかっこいい)、そしてひるねこBOOKSさんを紹介してもらい、イラスト詩集をお取り扱いいただいたことがきっかけで、秋には人生初の個展をさせていただきました。
個展は本当に大きなターニングポイントで、初めて「作家」として自分をもう見るんだ、と決めた時でした。店主の小張さんはなんと同い年(!)ですが、お店をしっかりと守り、穏やかで豊かな時間を静かに、でも力を込めて提供している(そして全く押し付けがましくないのはきっと人徳!)、守り番みたいな方だなと思いながらいつもお店にいさせてもらっていました。
目白のポポタムさんにもイラスト詩集を置いていただき、励ましの言葉をいただいたり、不思議なご縁でお仕事までいただいたり。行くたびに刺激をもらえます。
個展のすぐ後にはmitsuamiという、大和田慧×山形敦子×私の3人ライブセッション。これまた人生初のライブライティング。
3度目となる11月のデザフェスでは、個展でのフリーペーパーを再版して、それと詩集を見てくださった方からご依頼いただき、春からは尾道にお仕事に行ってきます。
・・・・というのがMARIOBOOKSの歩み・・・なのですが、他にもたくさん書ききれないことがあり、今も次の出会いやお仕事や展示につながっていっているところです。
この一年は、本当に見境なく、面白そうと思ったら電車に乗ってどこへでも、という感じでした。でもそれが良かったかな。
だいたいいつも、人生の中でいつが一番幸せだったかと聞かれると、たとえそれが自問自答であっても、今が一番良いと答えるのですが、この1年間は紛れもなく人生最良の1年でした。
全てにおいて自分の魂と自分がやっていることに齟齬がなく、それがこんなにも幸せなことなのだ、と私はようやく知ったような気がします。
何より、自分が作ったものが、誰かにとっての何かになること。
命を分けるというと大げさかもしれないですが、そうやって人は生き残っていくのだと実感しました。
光を集めて、そして放つ。
デザフェスで初めてやったライブポエミング→mitsuamiで再構成した詩で書いたこと。
暗闇の中にあって、光は明るく眩しいだけではなくて、温度を持った、暖かいものとして感じる。
私は自分にしては今年多くのことをした気持ちですが、まとまった文章というのは驚くほど書けませんでした。もっと書きたいこと、伝えたいこと、表現したいことは渦巻いていて、それを空気に触れさせたい、という悔しさにも似た気持ちとともに思います。
来年、ようやく着火した小さな光が、誰かにとっての何かになるよう。
コミュニティDJのような気持ちで、誰が聞いているかわからないけど、誰かに届くと信じて、陽気に作品を作り続けたいと思います。
聖火のように、火から火を移していくように。
そんな火を持つ方々と多く出会えたことが、今年一年の喜びでした。
支えてくれた方々、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
2016年12月31日 安達茉莉子


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