すぐそこにある有形無形のもの
手短に。
毛布が好きだと改めて思った。
くるまれている、ということが大事なのかもしれない。
羽毛ぶとんも好きだけど、毛布の安心感にはかなわない。
身体が疲れたり気持ちが落ちたり、とにかくエネルギーが枯渇すると、毛布を手繰り寄せるような気になる。
毛布のようなものがあると思うだけで、なんとか持ちこたえられる。
安全保障の感覚に近いのかな。
孤軍奮闘、という人も多い。
物理的に孤立しているというよりは、状態として、ひとりでなんとかやっているような。
愛が世界を救うかはともかく、愛がない世界で生きているのはしんどい。
そんなときに、せめて、手繰り寄せられる毛布のようなものが、有形無形であるようにと願う。
できれば自分自身も、誰かにとっての毛布であることを願う。
といいつつ、まずは自分自身が毛布の恩恵に授かりたい、祭のシーズンである。


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